雨の日ゴルフでは、持ち物の数より乾いた物が最後まで乾いたまま残る収納が重要です。タオルや手袋を一つの袋に詰めると、取り出すたびに全体が濡れます。
本稿ではバッグを「手・クラブ・身体・電子機器」の4ゾーンに分け、前半、昼休憩、後半で使う物を交換する方法を紹介します。
18ホール用チェックリスト
| ゾーン | 持ち物 | 数量の目安 |
|---|---|---|
| 手 | 雨用グローブ、予備グローブ、小タオル | 使用1組+乾いた予備1組 |
| クラブ | 大判タオル、ブラシ、レインフード | 大判2枚 |
| 身体 | 上下レインウェア、帽子、靴下、薄手インナー | 靴下1〜2組 |
| 電子機器 | 防水ポーチ、レンズクロス、充電確認済み機器 | 用途別に1袋 |
| 隔離 | 濡れ物袋、ゴミ袋、シューズ袋 | 最低3枚 |
タオルは枚数ではなく役割を固定する
- 白:手とグリップ専用。最優先で乾かす。
- 濃色:クラブフェースと泥。
- 小型:顔・眼鏡。
- マイクロファイバー:距離計やGPSの外装。レンズには専用クロスを使う。
色や収納場所を固定すると、雨の中で考える回数を減らせます。手用タオルを傘の骨やバッグ内側に留め、外へ垂らさないことも重要です。
3区間パッキング法
18ホールを「前半」「昼休憩」「後半」に分け、それぞれの交換セットを小袋にします。未使用の後半セットはバッグの底ではなく、防水性のある内側ポケットへ。濡れ物は元の袋に戻さず、隔離袋へ入れます。
編集部シミュレーション(実地テストではありません)
1〜3mm/hの雨が4時間続く想定で、タオル4枚と手袋2組を準備します。1〜6番で手用1枚、7〜9番でクラブ用1枚、昼休憩で手袋と手用タオルを交換し、後半は残り2枚を用途固定。全品を同じポケットに入れる方法と比べ、後半開始時に乾いた手袋とタオルを確保できます。これは実地比較ではなく、濡れ物の接触を減らす運用設計です。
距離計・GPSは防水ポーチに入れっぱなしにしない
必要なとき取り出せない収納は、プレーを遅らせます。外装の防水等級を確認したうえで、カート・ベルト・ポケットのどこから片手で出せるかを決め、使用後だけポーチへ戻します。レンズの水滴は測定条件を悪くするため、乾いたクロスを別の小袋に保管します。
日本向け製品では、IONME2は109g・IP65・雨霧モードを備え、歩きの携帯性を重視する選択肢です。GPSマップとレーザーを一台で確認したい場合は、IP65・雨霧モードを備えるGenePro G1を比較できます。タイプ全体はゴルフ用レーザー距離計とゴルフGPS機器から確認してください。
出発前60秒チェック
- すべての予備品が個別袋に入っている。
- 後半セットが濡れた物と接触しない。
- レインフードをすぐ装着できる。
- 距離機器の充電とレンズクロスを確認。
- 帰宅後に乾燥させる袋を車へ用意。
カート派と歩き派で収納場所を変える
| スタイル | 手元に置く | バッグ内に残す |
|---|---|---|
| 乗用カート | 手用タオル、グローブ、防水ポーチ | 後半セット、着替え |
| 歩き | 小タオル、軽い距離機器、予備手袋 | 大判タオル、交換用ウェア |
| カート道路限定 | クラブ2〜3本、距離機器、タオル | 乾いた予備を車体内側へ |
カート道路限定の日は、ボールまで往復してクラブを替えるのが最も時間を失います。距離とライを推定して2〜3本を持ち、タオルをそのクラブの間に挟まず別の位置に固定します。濡れたヘッドカバーも乾いた用品から隔離してください。
帰宅後15分のリカバリー
- 電子機器は表面の水分を拭き、メーカー指定の方法で乾燥。
- グローブは形を整え、直射熱を避ける。
- タオルとウェアは洗濯表示に従って分別。
- バッグのポケットを開け、濡れ物の取り残しを確認。
- 使い切った消耗品を次回用リストへ追加。
次に読む
全体計画は雨の日ゴルフ完全ガイドへ。ウェアは雨の日の服装ガイド、手元の対策は雨用グローブの選び方で詰めてください。